初めての京都 活元会
皆さまこんにちは◎
1回目の「自然死のススメ☆」から、何を伝えたいだろうかと考え過ぎて、随分と日がたってしまいました…
自然死だけではなくて、整体を通して感じることも、色んな方向から書いていこうかなと思います。(でも、多分のんびりと…笑)
皆さんは活元というものをご存知でしょうか?
このぺ-ジを開いてくださってありがとうございます。
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先日の夜は、なんだか草臥れてしまい、うつらうつらとしながら、早い時間からそのまま眠り込んでしまった。
翌朝、早く目が覚めて、シャワーを浴びてから少し調べものなどをする。
ふと手を止めてから、
「そうだ、京都に行こう。まだ間に合うはず…」
と、京都行きの電車を調べる。
「やはり間に合うな。」
少し急いで身仕度を整え、
8時過ぎ、和歌山から電車に乗り込んだ。
目的地は、整体協会 京都研修会館。
去年も同じ場所へと向かったのだけれど、
ちょっとした行き違いがあり、結局たどり着けずに、和歌山に帰ってきてしまった場所。
その場所と人に出会うには、私の中で、何か心に引っかかるものを見つめる必要があった。
それは、「恐怖」というと大袈裟に聞こえるかもしれないが、怯えるような気持ちがあったのは確かだった。
子供が、何もない暗闇に怯えるように、そこには怖がるものは何もないと、暗闇を確かめるために京都へ行こうと決心したのだが、その蓋を開けるまで、電車に乗っている間はその気持ちを抱えていることが重苦しくて辛かった。
和歌山から大阪、大阪から京都、京都駅からバスで50分、さらにバスを降りてから道に迷い、お弟子さんの電話での案内を聞きながら歩くが、ほとんど目印になる様なものがなく、心細く感じながらも、遅刻してしまう事に酷く焦りを感じながら急ぎ足で黙々と歩いた。
「整体協会 京都研修会館」
美しい木に書かれた案内が出ている。
少しホッとして嬉しい様な気持ちになるが、
そこからまだ少し、広い敷地内を石畳が続いており、足を早める。焦りから、戸口までが遠く感じる。
「もう一時を過ぎてしまった… 」
ふと顔を上げると、電話で道案内をしてくれたお弟子さんが、つっかけを履いて迎え出てくれていたことが、思いもよらず意外だった。
優しいんだな…と思う。
(ヒョロっと縦長で直線的、少し型にはまった話し方をする。体癖は何種だろう…?)
「遅れてしまってすみませんでした。」
「初めての人はね…迷うんですよ。」
思っていたよりもずっと立派な美しい日本建築の建物の中に案内され、雰囲気に圧倒されていると、
「参加費と…名前と住所、それからここにハンコを押して下さいね。着替えはいいですか?
荷物はここ、おトイレはここ。あ、お水は手元に置かないで。…どうぞ、座って下さい。」
何十畳あるだろうか…とても広い。
奥にある整体指導のスペ-スには、野口先生の写真と掛軸が掛かっている。
それを背後に見ながら座って話を始めておられるのが
鬼塚先生だ。
6月の初夏の日差しの始まりの中、ようやくたどり着いたんだと思うと同時に、汗がどっと吹き出してきた。
(とうとう、やって来たんだ。)
つづく