整体的 自然死のススメ☆
2019年も、もう2月となりましたね。
皆さまいかがお過ごしですか?
このペ-ジを開いて頂いて
ありがとうございます。
自分自身が持つ、この命について
理解を深めるキッカケになれば幸いです。
自分の命も、相手の命も同じです。
自分の命を知ると、相手への理解が深まります。
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整体の素晴らしい知恵は奥深く、
どこまでも広がる生命の不思議は、
果てしなく続いて行きます…
生命の神秘に底はなく、
以前に聞いてから、
今も心に残る言葉があります。
人の探求する楽しみが尽きる事のないように…
『神はそこに永遠を置かれた』
この言葉が好きなんです。
言葉通りに受け止めると、
『決して全てを知り尽くす事は出来ない』
と言うことになるのですが…
答えのすぐに見つかるものは面白くない。
自分のスペースに「研究所」とつけたことにも繋がっていく…
生涯をかけても知り尽くせない。
何世代かけて、やっと1つ分かることがある。
人は、知りたいと思う事へと、
理解が一歩近づいた時に
深い喜びに至るものだと思う。
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今年からの新しいサ行研究所のテ-マは…
「自然死」
まず初めにお伝えしておきたい事は、
私の「死」への興味は、「生」から切り離されたものではなく、「生」の延長線上にあるものとして捉えていると言うことです。
「生なくして、死はありえない」
その逆もまた同じであり、
それは密接に繋がっていて、
「生」を見つめると、
自然と「死」が見えてくる。
そんなものだと感じています。
でも「急に興味が湧いた」というよりは、
ずっと以前から、少し漠然としたものとして、
長く抱き続けてきたものだと思う。
このあまりにも深淵な未知の世界を
多くの人は、恐れ、タブ-として来ました。
「死」は、自分にはコントロールの出来ないものであり、突然やって来る、暗く恐ろしいもののように思う…
しかも今では、病院で死ぬことが
当たり前のように受け入れられ、
死際の、最もデリケートで、
息を潜めるように、全感覚を研ぎ澄ませてゆく時間であるべきだと思うのだけれど、
実際には、周囲が忙しく立ち回り過ぎ、
医者の処置や家族の感情に翻弄され、
そんなものかと身をゆだねていくうちにその時を迎える…
そんな死を迎える方のいかに多い事かと思うといつも胸が痛みます。
整体から見た死は、そんな暗く恐ろしいものではないのです。
今、多くの人が「自然に生きる」事を選択し、
その割合は随分と増えて来たように思うのだけれど、最後が病院ではもったいない。
そこで「死」を切り離さず、
「自然に死ぬ」事を選んで頂きたいと思う。
野口晴哉先生の言葉です。
『溌剌と生き切った者にのみ、
安らかな死がある』
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
皆さまに、いのちの輝きがありますように。
mika